在住中のエピソード


バハマの国民性


バハマ人は超のんびり!(オーストラリアもそうだったが・・・)

比較対象するのはもちろん日本。そして主観的になるかもしれないが、
かなりいい加減でのんびりしている。

例をあげてみよう。
日本でいうNTTみたいなものにバテレコという電信会社がある。電話回線やその周辺機器等を取り扱う会社だが、回線の不具合はよく起こる。そして、当然だが修理の依頼をする。
住んでいるところの電話に不具合が生じたので、オフィスから。1度めの電話でアポイントをとる。

約束の日時。待てど暮せどやってこない。2回目の連絡・・・・
3度目ようやく修理にくるが部品がそろわないとかで結局完全に利用できるようになったのは
2週間後だった!

例2
電話もかなり不便だが、それがビジネスとなるともっとやっかいだ。
増してやこちらはそういった日本からのお客、つまり対日本人に商売をしているわけだから
少しのいい加減さも大変なクレームになりかねない。
ところが、契約しているバス会社やレストランもかなり適当で、予約しているのにバスの運転手が寝坊してこないとか、レストランがアポイントの入れ忘れをしていたとか・・・
僕には一応(形だけの)現地人の秘書がいたのだが、何かを何時までにしてほしいと頼んでも
I'll do it first thing tomorrow. と答える。だから明日の朝何時にできるんだよ!
と言いたくなるけど、後半はもう慣れた。

何事もそうだが、日本の感覚で相手にサービスなんだから当然と求めてしまうと
不思議がられるだろう。 僕はこのほうが性にあっていた。

陽気で気さくなバハマの人~そして何より暖かく純粋な心。

これまでのところ僕はバハマの事そしてその、のんびりさにほとほと呆れて嫌がっていると
思われるかもしれない。

しかし、僕はバハマの人たちが大好きだった。
僕のような異国民、そしてたった一度しか見かけてもらえなくても
気軽に声をかけてくれる。それもバスの運転をしながらとか・・・
危ないから前を向いて運転しなさい 笑

さきほどの秘書、彼女のボーイフレンド、そしてその兄弟、彼らは僕の事を身内
まるで兄弟のようにいつも接してくれた。
言葉ではない。心が伝わってくる。一生忘れないし生涯の友達だ。

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バハマでのエピソード
車の免許を取ろうと思ったら今の日本ではいくらかかるんだろう?
20万?
もっとかな。
まぁアメリカでもオーストラリアでもカナダでも僕の住んだことのある国では
数十ドルと試験でとれてしまうが、バハマでは試験いらずで免許が手に入った。
公安委員会(日本でいうと)に賄賂を渡して(200ドルくらいだったかな)
もらえたのだ。もちろんほめられた話ではないけど・・・

しかし、こういった具合だと警察はどうなんだと今更ながらちょっと恐ろしい。
ひき逃げなんてまず解決されないだろうな・・・。